毎年年の瀬になると、「今年の振り返りの記事でも書くかな」と思うのですが、なんやかんや最後に書いたのは2017年らしい。
ちょうど私が大学を卒業して社会人になった年で、今読むとだいぶ初々しいですね。
これから、きみは軽く精神を病んで転職をするぞ。
さて、この2020年はもうあらゆる媒体で言われていることですが、文字通り、世界が反転した一年でした。
私もその中で生活スタイルや考え方が変わってきたことがあるので、今年は特にちゃんと振り返り記事を書こうと気合を入れたわけです。
…という下書きだけが残って、12月31日18時となりました。あと30分でガキ使が始まってしまう。
カレンダーを見比べながら、1か月ずつ追って行こうと思います。
一月
もうずっと遠い昔のことのように思えますが、マスクと言えばインフル対策だったころです。
推しとの縁結びに来ました pic.twitter.com/2U9tz55UlQ
— 彼方 (@Kanata_Akh) 2020年1月2日
Mマスの5thライブ当選祈願で、東京大神宮に初詣に行きました。
おみくじで「新たな出会いに心乱される」と言われ、壮大なフラグがここで立ちました。
周りのお姉さまがたに嵐のファンが多かったのが印象的でした。
結局、Mマスのライブは今年は無かったのですが、それ以外に行きたいなと思った現場に軒並みご用意されたので、来年も絶対に行こうと思っています。
二月
ダイヤモンドプリンセス号のニュースが連日テレビでやっていたのを覚えています。
感染予防が意識されるようになって、なんとなく新しい予定が入れ辛かったりしました。
勤め先は中旬あたりから次第にテレワークになって、下旬にはチームが完全テレワークに移行しました。腰痛との戦いの始まりでもありました。
テレワークに移行する頃には、イベント中止が求められるようになり、楽しみにしていたMマスのライブも中止になって、とてもショックでした。
三月
平日は家で仕事しつつ、休日は遊びに行くっていうのを中旬くらいまでしていました。
一方で友人の職種や住まいの事情で予定がなくなるというのもあって、閉塞感を感じていました。
確か第四週目に東京の一日の感染者数が40人を超えたり、志村けんさんが亡くなったりして、これはちょっとやばいぞと市中でも意識されるようになった気がする。
この月は個人的には母と沖縄旅行に行っていて、高校生以来の母娘二人旅&初沖縄で結構楽しくて、1月の箱根旅行と合わせて、旅行にハマり始める兆しがありました。
が、この旅行以降は6月末までずっと家に居る日々になって行きます。
四月
頭に緊急事態宣言が出され、土日すらも家から出ない日々が始まりました。
それまで我が家はわたしだけがテレワークだったのですが、両親も家で仕事をするようになり、自室の労働環境を整え始めるようになります。
主に腰痛とメンタル面での戦いでした。
腰痛はシンプルに腰が壊れました。一度神経が過敏になってしまって服が皮膚に擦れるとひりひりと痛い、というところまで行きました。25歳やぞ。
あらゆる課金をしたので、同じお悩みを抱えるかたは是非こちらの記事をお読みください。
メンタル面では、ずっと室内にいるので体内時計が狂って寝不足や気落ちすることが多かったです。
・朝に決まった時間に起きる
・起きたらカーテンと窓を開ける
・一度も家から出る予定なくても上下を着替える
・朝ごはんをちゃんと食べる
・ワイドショーを見ない
とりあえずこの5点を気を付けました。
服を着替えるのは気持ちの切り替えに一番効果的でした。
私が割と服やアクセサリが好きなのが大きいところだと思うのですが、部屋に全身鏡を置いてなんとなくいい感じのコーディネートを確認すると、勝手に気分が上がりました。
ワイドショーのシャットアウトは、至るまでにマイナスの言葉聞いてると気が滅入るって本当なんだなって、ひしひしと感じました。
父がよく聞くコロナで暇になって一日中ワイドショー見てるタイプの中年だったので(昼の帯を各局録画して夜の時間に見るほどの徹底ぶり)、リビングではなく自室で食事をしていた時期もありました。
家族なのにと文句は言われましたが、家族でも個を殺すべきじゃないよなって言うのをこの時初めて思いました。
この辺りから、家族との距離の持ち方を意識しはじめて、関わり方とかスタンスを考え直すようになっていったと思います。
五月
一日も家から出ないGWでした。
昼から酒ガチャの日本酒を煽って酔っぱらっていました。
そしてこのタイミングで刺繍をはじめました。
作った pic.twitter.com/kG43oTc9uU
— 彼方 (@Kanata_Akh) 2020年5月19日
割と多方面で未だに「なんで?」と言われるのですが、もともと家庭科で裁縫が好きだったのと、この時期に読んでいたなろう小説ですごい確率で刺繍が出てきたからだと思います。
稚拙ですが、キットなのでそれなりに上手く出来上がることにテンションが上がって、ちょこちょこと作るようになっていきます。
刺繍は一年くらい経ったところで何か纏めたいなあと模索しています。
あと刀ステの一挙配信を五月末に浴びました。
色々見返せるように調達したので準備オッケーです(他は後日届く…) #刀ステ無料一挙配信 pic.twitter.com/cbF27QR5oT
— 彼方 (@Kanata_Akh) 2020年5月30日
悲伝放送前にはとりあえず円盤を買いに走っていましたし、現状全部集まっているのですごい落ち方をしたと思います。
合言葉は「給付金の10万もらったし!」だったんですけど、よくかんがえなくても同じ理由でipad pro+pencil買ってたんだよなあ。
末満さんの世界観やはり好きですね。好き。
そしてこの刀ステ一挙配信で彼に出会います。
アッッッッ(好きな関係の予感)
— 彼方 (@Kanata_Akh) 2020年5月31日
これは長義くんと南泉くんのやり取りを初めて見た時の私です。
あー、これはだめです だめだめ
— 彼方 (@Kanata_Akh) 2020年5月31日
これは長義くんに性癖を感じた時の私です。
慈伝で山姥切長義にぶん殴られて一週間ほどなんですけど、pixivで山姥切長義でタグ検索して片っ端から読みあさって一週間だし、今日はタブレットの壁紙が山姥切長義になりました くそう
— 彼方 (@Kanata_Akh) 2020年6月8日
(6月に入りましたが)これは一週間後の私です。
たけぞうさん「推しさんはこしあん派?つぶあん派?」
— 彼方 (@Kanata_Akh) 2020年6月14日
私「逆につぶあん派の山姥切長義は解釈違いかもしれない…」
解釈違いだったらしい びっくりだ
さらに一週間後の私です。
数年ぶりの推し・山姥切長義との邂逅を果たすと同時に、おみくじの「新たな出会いに心乱される」というフラグを見事に回収しました。
六月
ここから推しのいる世界線になります。
世間的には緊急事態宣言が解かれ始めて、なんとなく遊ぶ雰囲気が出てきているような、まだはっちゃけられないような、雨が降らないような、今年の夏はやばいんじゃないかという予感があるような、そんな感じでした。
用事があって渋谷のほうに出て、一人だったしたまには外で飲むかって飲んで帰ろうとしたら、19時半なのに深夜のような人通りの少なさでびっくりしたのを覚えています。
渋谷からすると普通に深夜より人いなかったんじゃないかな。
これは確かに飲食店もアパレルもやばいなって肌で感じました。
中旬には刀ステの綺伝改変のチケットがご用意されたので、当日まで祈りながら待つ日々でした。
七月
友達と遊びに行くようになりました。有給を久しぶりに取ったな~って思っていたら、去年の10月以降だったみたいな笑い話がありました。
大きなところだと、刀ステを見に行きました。
生のエンタメってすごいんだなあというのを今まで以上に感じました。
特にこの辺りは夏バテもあって数か月ほど一日二食程度の生活をしていたのですが、刀ステ終わって劇場出て最初に
「あ~~~~~~お腹空いた!」
って思って、スキップしながら家に帰って、30分後には茶碗にご飯盛ってばくばく食べていました。
以降ちゃんとご飯が食べられるようになって、生のコンテンツから生きる力を貰う、みたいな体験になっていました。
長義くんの椅子の座り方100点満点中1000兆点だった…あの時救っていただいた命です本当に。
8月
死ぬほど暑かった
一大事件はあれですね、山姥切長義軽装実装……
かっこいい すごいかっこいい 好き この夏に君に出会えた奇跡に感謝 Forever…
— 彼方 (@Kanata_Akh) 2020年8月14日
このクッソ意味不明な呟きからもわかる通り、久しぶりに推しに生殺与奪権を握られる体験をしました。すごい楽しかった。
情緒不安定オタクムーブよくばりセットの先で
「そうだ、小田原行こう」
となって、小田原に日帰りで行ってきました。
ぬいくんと小田原城も撮った pic.twitter.com/v1004mA7MV
— 彼方 (@Kanata_Akh) 2020年8月22日
ちなみにこのころにはもうちょぎぬいくんを手に入れていました。
パイ食べてプリン食べたあとに前菜ですって魚でてきて、「今まで食べてたとてもおいしいのは何……?」となった pic.twitter.com/RyvNqbQfHv
— 彼方 (@Kanata_Akh) 2020年8月22日
小田原ではフレンチを食べました。
ものすごく美味しかったのと、ちゃんとお金かけて外でご飯食べるのが久しぶりだったので、それも楽しかったです。
あとはリアル謎解きゲームに行くのも復活しました。
久しぶりに言ってボコボコにされましたが、ここから10月までほぼ週に2公演くらいをこなすハイペースで取り組むことになります。
9月
仕事でリーダー職を任せられるようになったのをきっかけに、日記をつけるようになりました。
今年分は謎解きの記録を付けていたトラベラーズノートにつけていました。
ガリガリかけるので結構便利です。来年以降も謎解きとか、インプットしたものの感想はこれにまとめていく予定です。
土日はほぼ謎解きやってました。
あとは平日にクロスワードを黙々とやっていました。
謎解き以外にもクイズが好きなので、この本に出てくる変則クロスワードは結構好みに合っていたと思います。
普通のクロスワードパズルはほぼ無くて、色々とパズル的な条件があるクロスワードを思いっきり楽しめる良い本でした。
10月
相変わらず謎解きの日々の中でした。
前月にやっていたクロスワードが終わってしまったので、謎検を目標に謎解きの勉強をしよう!と思い立ったのがこの辺りでした。
一応その時点で翌月頭に開催が決まっていた五教科謎検の3級を直近の目標にやりはじめました。
基本的にはSCRAPから出版されている過去問や予想問題集をこなしつつ、基本知識として必要なものを暗記していく方法を取りました。
基本知識というのは、曜日・12か月の英名とか、トランプの絵札のスペルとか、都道府県の県庁所在地とかです。
あとは数字とグループを紐付ける練習もしました。
具体的にどういうことかというと、
数字が4であれば、トランプのマーク、上下左右、東西南北、都道府県etc
数字が7であれば、曜日、虹の色、音階etc
のように、グループに属する要素の数が決まっているのを、要素の数から引き出せるようにするという練習です。
こうすると謎を解くときに、何個の要素があるグループをモチーフに使っているか、というところで謎を解くとっかかりが見えるようになります。
謎検関係ないところでも、だいぶ小謎には強く慣れたと思います。
五教科謎検は一応翌月に3級は合格しました。よかった。
あとは末にgotoトラベルを利用して母と京都に行って来ました。
8年ぶりだったのですが、めちゃくちゃビールと焼肉がおいしい旅でした。
綿ズにもちくんが加わって、賑やかな旅になったと思います。
もちくんは初めてのお出かけ pic.twitter.com/qpz9drj2Ii
— 彼方 (@Kanata_Akh) 2020年10月21日
それから演劇も1本見に行っていて、なんやかんや充実した月でした。
11月
仕事がすごい稼働になったのがこの辺りですが、前職とくらべると非常に心穏やかに生活自体は営んでいました。
5教科検定でひと段落したのもあって、結構多趣味に動いていました。
布っぽくなってきたなー! pic.twitter.com/ivCOczAPCt
— 彼方 (@Kanata_Akh) 2020年11月21日
まずは刺繍のほうでは、総集編として来年の日記帳する、ほぼ日手帳の表紙を作成しました。
結構いい感じにできたんじゃないかなって思います。
それから、舞台『PSYCHO-PASS VV2』も観劇しました。※過去記事めちゃくちゃネタバレです
過去記事でも言っていますが、本当に最初から最後まで、このタイミングで観られてよかったなという演劇でした。うっかり前作の円盤買っちゃったもんね。
あとは、初めて一人旅をしてきました。大阪です。
昨日の私「初めてのひとり旅だしお酒は控える!」
— 彼方 (@Kanata_Akh) 2020年11月28日
五分前の私「店長さんおすすめビールください♡♡」 pic.twitter.com/ruqqJG83LQ
ほぼ飲んでいたのですが、良い旅でした。
目的は埋忠展で、めちゃくちゃ見ごたえありました。
一人なのをいいことにがっつり音声ガイドまでつけて楽しんでいました。
個人的には堀川国広の不動明王の彫りがめちゃくちゃかっこよくて映え~~!!!ってテンション上がりました。仏像好きなので。
一人旅の気楽さが良くて、すぐに次は一月に名古屋だ~!と予定を立てていたのですが、まあ、このご時世なのでいつになるかなって感じです。
12月
外のお店でがっつりという遊び方はあんまりできなかったかなあと思います。
大きなところでは、二十歳くらいの時に行って以来の山登りで、真面目に年齢をかんじました。
山の記憶 pic.twitter.com/DefUtfWLk2
— 彼方 (@Kanata_Akh) 2020年12月5日
2016年?17年?あたりから高尾山に行きたいねと言っていて、それを叶えた形のイベントだったのですが、まずこの期間絶えることなく連絡を取り続けていて、しかも本当に数年越しでも絶対行こうねと言い続けて行けちゃうの、すごくありがたいなって思いました。
体力的な不安から登りはロープウェイを活用したのですが、次回はぜひフルで登ってみたいです。登れるといいな…
あとは年末に結構な方にお会いすることができて、本当にタイミングの悪さに定評があり申し訳ないのですが、お誕生日もこの時期なのでお祝いの言葉もたくさんいただきました。ありがとうございます。
twitterで声をかけてくださった方もありがとうございます。
今年の誕生日はなんやかんや仕事だったので、すごくうれしかったです。
総評
今年は、経済と感染対策みたいな相反しがちなものが天秤にかけられ続けていて、どちらが正しいかというのをどこまでも平行線で主張し続けるみたいな流れがあったと思っています。
そのどちらの話も立てなければと思うと、結局、板挟みになって身動きが取れなくなってしまいました。
それがすごくしんどくてしんどくて、そういう中で、人の意見を鵜呑みにするんじゃなく、私自身の言葉で責任を持って正しいほうを決めて行こうと決めました。
開き直りかもしれないんですけど、私の心や経験に責任を取ってくれない誰かの言葉よりも、自分の言葉で決めた正しさの方がよっぽど何かあったときに納得ができるなと。
もしかしたら今年の私の正しさは、来年やそれ以降の私の正しさとは違うかもしれないけど、納得したところがあるなら、反省に生かせると思うので。
そういう意味で、自分で決めるっていうのを意識的にやるようになった一年でした。
この辺りが一人旅とか、仕事の業務でいい影響が出てきて、後半は上手く自分を回せていたと思います。
来年はどうなるかな~と思っているのですが、謎解きはもうちょっと行きたいし、刺繍も色々挑戦したいものがあるし、旅も行きたいし、あとはブログのアウトプットをもう少し増やしていきたいです。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。