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刀ステ天伝 2021/1/16 ソワレ 感想メモ※二幕冒頭までネタバレ

例の公演中止回でした。

一幕だけ見ておあずけはある意味貴重なので、このタイミングでの自分の感想や着眼点をまとめておきたいのと、
ネタバレも踏めなければ予想で誰かと話すこともできないので、とりあえずこのしんどさを吐き出しておきたくて記事にします。
いつも以上に支離滅裂だし箇条書き気味。もしかしたら第二幕を見た人からは変な方向の考察かもしれないです。

ちなみに前回 kichijitsunow.hateblo.jp

鐘の言いがかりにまつわる豊臣と徳川両陣営のシーンからスタート。
豊臣秀吉のお世継ぎとしての豊臣秀頼
クソが漏れるほどの命のやり取りがしたいと語る徳川家康
今回の刀ステの歴史上の人物の解釈良かったと思います。いつもいいけど。
そしてなぜか徳川家康のそばにいる太閤左文字
動作とか物言いが可愛くて引力がやばい。家康と絡んでるときの孫とじぃじ感好き。
そんな太閤左文字歴史素行軍と一緒に消えて不穏な空気を残し(※ミスリードであることが発覚)、オープニングスタート。

ステアラのサイズ感は映画館想像していただけると。
舞台もスクリーンも横に長いので、前よりもある程度後方のほうがよく見えるんじゃないかと思う。
そしてスクリーンも座席も動く。
場転とかが一種のアトラクション感あって楽しかった。
あといいなと思ったのが、動く座席と並走する形で殺陣をする演出。
特に逃げているときとかにこれやられると、臨場感や疾走感がマシマシで最高だった。
セットも固定なのでとても豪華。真田丸のセットは、初登場時の演出も相まってとても興奮した。

真田丸で潜入している打刀三振りが出てくるんだけど、持ち物が
山姥切国広≫ロープ
加州清光≫土嚢
宗三左文字≫長ーーーーい丸太
なのちょっと笑った。
加州清光を山姥切国広が「国広」「清光」と呼びあう世界線あまりにも強い。
ゲーム内の弊本丸は初期から長いことこの二振りが一軍で経験値奪い合っていたから、よりテンション上がった。
加州清光個人としては解釈一致5000%だった。世界一かわいいよ〜!愛してるよ〜!
始まりの刀のひとふりと言っているから、清光はかなり初期顕現ぽい。

やたらと言われる「間に合った」 #とは
真田と豊臣秀頼が使っていたと思う。どちらも戦乱の世の最後の大戦(大阪の陣)に対してだった。 かなり強調して言われていたからどこかで回収されるかなと思うので覚えておきたい。

弥助は「大阪冬の陣豊臣秀頼が死ぬ歴史改変を一緒に阻止したい」と語りながらも、「大阪夏の陣豊臣秀頼が薩摩に逃げたという諸説を達成する」というのが本来の狙い。
と、同時に、自分の刀剣男子を顕現して「織田信長本能寺の変で生き延びた」という諸説を達成するために、己の持ち物の刀に「刀剣男士を斬った」逸話をつくるというのを冬の陣で叶えたいとも思っている。
といったところ。
諸説に逃がすというのは黒田官兵衛の記録にあった説で、話す時間遡行軍も黒田官兵衛が教育したという。
ら、ラスボス〜!!!!!!!!!!!!

弥助の持ち物の「織田信長の逸話がある」刀はなんだろう、無銘なのかな。
逸話があれば刀剣男子は顕現する話を、逸話を(形的には)本科と取り合ってる国広にするの、ここまで対比に含めてそうで怖い。
山姥切の対比といえば、
綺伝で過去の戦いを知る如水と戦う長義、天伝で過去の戦いをしる弥助と戦う国広
綺伝で歴史を守るのは本能だと語る長義、天伝で歴史を守るのは本能だと語る国広
このあたりがあって、山姥切の話はまた刀ステでやってくれるのかなと期待をしてしまった。

諸説に逃がすという考えはなあ…
薩摩に逃げた豊臣秀頼天草四郎になったみたいな話は実際ある。
豊臣秀頼が美男子という太閤左文字オンステージのくだり(好き)(すごく好き)(心のUOがバキバキ言ってた)、天草四郎=豊臣秀頼の説をちゃんと彷彿とさせるから油断ならないなあ。
諸説で言えば明智光秀が生き延びて名前を変えて家康のそばにいたみたいな説もある。
真田十勇士の話と、豊臣秀頼が薩摩に逃げた話の違いは、それがどれだけ史実だと思われているかという違いなのかなあ
一方で真田十勇士は顕現できているから、ものの心を励起させるのは事実よりも物語なんだろうな
実際悲伝の足利義輝は剣豪将軍といわれるけど、そのイメージは後世の歴史書によるものが大きいし、足利宝剣もそのあたりからの(とうらぶ世界における)史実とされているのかなと思ってる

何者か、と虚伝から続く問いかけの本質を語るのが、「粟田口の兄」の一期一振と、「豊臣秀吉の跡継ぎ」の豊臣秀頼なのえもえものえもなので拍手しかない。
弟たちのおかげで一期一振足り得るというの、とても納得したり、ちょいちょい一期一振の修行の手紙を思い出してしまった。

すでに取った天下を継がされた秀頼と、信長がついて豊臣がこねたモチをただ座って食べるだけの家康が、命がけの戦場に強く惹かれるという解釈とてもいい。
話変わるけど、いま日曜の八時にやってる麒麟が来るの麒麟は、天下を治めて平らな世をもたらす存在を指してるらしくて、その麒麟(豊臣や家康)の世を物足りないと行ってのける二人のが今回の二人。
真田の息子かぁ…とがっかりしていた家康は、史実だとこのあと夏の陣で彼にめちゃめちゃに追い詰められるので、すごく楽しみ。
大阪旅行の折に大阪城大坂冬の陣夏の陣なんかの展示を見ていたから、進研ゼミで予習したところ!状態だった。大阪城で予習した!
ちなみに夏の陣の屏風は小田原後に関ヶ原の戦いで一番の功労者とまで言われる活躍をした長政さまが描かせたやつ。
長政さま夏の陣出るかな、長谷部いるから出てもおかしくないのでは。

一幕ラストの、秀頼と一期一振のやり取り普通に父子に見えるなーえもじゃんって思ってたら、秀頼が父上と呼び始めてひゅっ…………………てした
ここ死ぬほど泣いた

ジョ伝の強火信長担の弥助VS強火信長アンチの長谷部のシーンめちゃくちゃ好きなんだけど、今回宗三が近くて拍手喝采だった
織田打刀〜!!!

修行に行って帰って来なかった刀がいるというのを言語化されて死ぬ
歴史を初めから…………………なに!?!?
太閤左文字が豊臣と徳川を見に来たって語るということは、彼は修行中なのかな?どんぐり持ってる?
円環の先の本丸の世界線が三日月の辿った数だけあるとしたら、慈伝でどんぐりを持って旅立った別の世界線で同じ本丸の国広がいるかもしれないし、三日月がいる頃に修行に出て帰ってこなかった国広もいるかもしれない
私はまだ絶望したくない
維伝の山姥切国広(時間遡行軍)、黒田サイドがどっかの時間軸で国広を斬った逸話を使って顕現させた刀説ない?
っていうかイレギュラーな刀剣男子、あの本丸もういるんだよな、三日月宗近っていうんだけど

刀剣男子が引き上げたあとに自浄作用で記憶はなくしても記録はなくならない
天伝の太閤左文字が言ってた話が悲伝以降に出ていなかったから、刀剣男子自身にも遡行時に自浄作用が効く?
だとしたら綺伝の記録は戦場と本丸どこで書かれたんだろう

そうして一幕が終わり、二幕頭で弥助が懐から人の手を取り出す。
喋る時間遡行軍「滅ぼしたどこかの本丸の審神者の手」
一度だけ、審神者じゃなくても刀の心を励起する触媒になるという。
私(あの、審神者の手、三日月が円環したうちのどこかの世界線の刀ステ本丸だったりしませんか……………)

と、ここで、機構トラブルで公演中止なってしまった〜〜〜〜
という感じです。
続きめちゃくちゃ気になる。
夏にどうつなげるのかとても気になる。
ああ〜〜〜

翌日の公演が無事にできて何よりでした。
リベンジしたらこれ見返しつつまたちゃんと書きたいなあと思ってます。チケットは取りました。休みはこれからとります。