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謎検2021春を振り返る

5月末に謎検を受験しました。

www.nazoken.com

前々からあることは知っていたのですが、参戦は今回が初となりました。

 

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結果は準2級となりました。

一応準一級を目指していたので不本意な結果です。

が、過去問を解いていた時と比べて、多く問題をを落としたわけではなかったのでそこは良かったなと思います。

 

というわけで今回は、自分の備忘と、この受験を今後の糧にするべく、

やってきた事を振り返りつつ、次回に向けてどう動いていくかを考えていきたいと思います。

 

 

受験までを振り返る

「謎検受験したいな」と考え始めたのは去年の夏の終わりころです。

自粛期間に購入した謎解き書籍の中に謎検の過去問題集があり、興味を持ったのがきっかけです。

そのタイミングでの直近が五教科謎検だったので、まずはこちらを受験しました。

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と、いっても、五教科検定に向けた対策としては、

謎検の問題集を解く→間違えた問題を分析する

を繰り返していただけなので、謎検の勉強に直結していたと思います。

問題集は一番古い2017年のものから順番に解いていきました。

最初はタイムオーバーもあり、~70点のスコアでした。

解けなかった問題、解くのに時間がかかった問題を分析すると、自分の課題は次の2点に集約されていました。

  • 単純に知識がない
  • 素数に要素を当て込むまでが遅い

対処法含めて詳しく振り返っていきます。

 

単純に知識がない

謎検では都道府県や県庁所在地、元号、紙幣の肖像画といった一般常識を利用した問題が出る傾向があります。

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これは都道府県を利用した問題(下記リンクから引用)

www.nazoken.com

中でも県庁所在地については、大変お恥ずかしいことに、これを暗記するというイベントを通らずにこの歳になってしまっていました。

そのため、県庁所在地を利用する問題には、一歩出遅れてしまう傾向がありました。

この課題に対しては、白地図に直接書き込む暗記法を繰り返して対応しました。

 

素数に要素を当て込むまでが遅い

謎検だけではなく、謎解き全般について、頻出する要素があります。

曜日や、12か月、方角、干支などです。

これらは前項の一般常識よりも抽象的に問題文に現れます。

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下記リンクから引用

www.nazoken.com

こういった問題に当たった場合に、要素数から要素を出すのが遅い、出ても英語等への変換が遅いというのが課題でした。

この課題に対しては、単語帳アプリを使って、

  • 数字に対して要素を挙げられるようにする(例:12を見たら干支と12か月等)
  • 要素に対して英語名や別名、略称を挙げられるようにする

という対策をしました。

4→東西南北、上下左右、春夏秋冬、都道府県、トランプの絵札、トランプのマーク

5→指、五教科、元号(明治以降)、数字の位(一→万)

7→音階、虹の色、曜日

12→月、干支、時間

13→トランプ

このあたりを抑えていました。

 

二つの課題に意識して取り組んで、大体、80点くらいが狙えるようになりました。

 

以降はひたすら、解けない問題・解くのに時間がかかった問題をつぶしていく作業でした。

振り返りの視点としてはシンプルに2つでした。

  • 似た問題を過去に解いていないか
  • どこに気が付けば解けたか
 
似た問題を過去に解いていないか

単語帳で対策した課題と近いのでね。

もし過去に似た問題を解いている場合、頻出パターンにあたるので、解法を暗記しておけば解けます。

個人で持っているslackに問題の画像を貼っておく形式で対策しました。

これは結構効果があって、練習問題で90点後半を出せるようになりました。

リアル謎解きゲームの成績もこのあたりで上がり始めたかなと思います。

 

どこに気が付けば解けたか

いわゆる、大問対策です。

どの要素に気が付けば、この問題が解けたかなというのを分析します。

これはいまだにこれという対策法には出会っていません。実際、今回の謎検でも暗記ゲーで済まない範囲で大きく点を落としました。

思考法を問題とともにslackに書き溜めて、定期的に見返すという対策を今のところは取ってはいます。

 

謎検2021春を振り返る

さて、謎検は受験すると、解けた問題・解けなかった問題に応じて、傾向を教えてくれます。

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傾向と点数分布

分析力=推理力>注意力>持久力>>ひらめき力

というのが私の傾向のようです。

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各要素の順位を見ても、ひらめき力が完全に足を引っ張っています。

受験までにやっていたことのくだりでも言いましたが、いわゆる大問対策が苦手、というのが如実に出てしまったなという印象です。

大問はたいてい、それまでの小問の一部を組み合わせたりして解くことが多いので、対策としては、キットやリアル謎解きゲームをひたすら数こなして、考察していくしかないかなあ。

リアルゲームは情勢的に難しそうなので、秋に向けてはキットをメインに頑張ることになりそうです。

 

受験してみて

自分の得意な分野の傾向がわかるのは面白かったです。

あとは、謎解きを本格的に遊ぶようになってから、経験則でやっていたところに対して、意識して対策を取りに行く機会があったこと、それによって戦績が上がっていくのは楽しかったなと思います。

次回は今年の秋にあるそうなので、今度こそ90点以上で準一級を取れるように頑張ります。